資格を使っての転職は、若い学生と比べて不利にはなりません

資格を取りたいと思っている人たちは、現代の日本では年齢や性別を問わずいるという事実があります。
ところで、資格を使って、「転職を考えている人」と「就職を考えている人」の違いを意識することは ないでしょうか? 

「転職」ではなく、「就職」を考えているとなると、いうまでもなく若年層が思い浮かぶでしょう。
大卒でも高卒でも、あるいは専門学校卒でも、とにかく「新卒内定率」が低迷している時代です。
若い世代が、就職を意識してナーバスになり、資格を目指そうとするのも当然でしょう。
その動きを見て、すでに社会に出ていて、「転職」を考えている、そのために資格をとろうとしている人たちは 焦りを感じたり「不利だ」と感じたりする人もいるようですね。特に自分の職歴に自信がない、あるいは 年齢を重ねてしまっている、といった人たちに多いようです。
同じように資格を持っていても、年をとっている転職希望者よりも、若い就職活動中の学生のほうが 企業に拾われやすいだろうと考えてしまうようです。

もっとも、それは正しいとは限りません。確かに「若いほうが、仕事が見つかりやすい」ことは事実ですが、 最近は資格を持ちすぎていて逆効果になる学生の例も聞かれています。
二十歳前後の学生が、高い資格を持っていると、人事担当者、あるいは部署の担当者がかえって 圧迫感を持ってしまうことがあるのです。スキルのアピールとしては効果が高いですが、 その企業の人たちに「使いにくいかもしれない」と思われてしまうことも最近は出てきたというわけですね。
それに社歴の古い企業の場合、人事担当者が若い学生に問いたいことは、どんな学生生活を過ごしてきたのか、 といったことが多く、スキル面では入社後に教育すればよいという考え方のこともまだ多いはずです。

新卒採用を希望する学生でも、中途採用を希望する転職希望者でも、資格をアピールするときは どうしてその資格を取得したのか、誰が聞いても心から納得いくような説明ができるようにしておくことや 誰が聞いても感心するような将来のヴィジョンを語れるようにしておくことが大事でしょう。
これを考えると、転職を考えている社会人であっても、はっきりした考えを確立する限り資格を取得することは とても有意義になります。職歴はもちろんのこと年齢も関係ありません。
中高年層(40代~、あるいは60代~)に入っていても、 たとえば宅建や社会保険労務士の資格をとって転職に成功した例はあちこちにあります。

モチベーションが高い限り、資格をとって転職をすることは誰にとっても望ましいことですから ためらう必要はありません。学校や通信教育を使って勉強をはじめ、転職を1日でも早く成功させましょう。